のびのびの基地
03 プロテニスプレイヤー 世界ランキング最高36位(日本男子歴代2位) 杉田祐一選手 Q.学生時代はどんなお子さまでしたか?また、学生時代の経験で活かされていることはありますか? A.自分の想いを曲げない中学高校時代だなと思っていて、先生に言われたことをただそつなくこなすことが嫌いな幼少期でした。そういった意味でも先生にすごく迷惑かけたなと今も思っています。。。でも、その経験があったからこそ今があると思うので、信念を曲げない想いというのは持ち続けたいと思っています。今、自分が指導するにあたって芯の強い子をたくさん育ててみたいという想いもありますね。自分自身、中学高校時代の経験が今の職業に繋がっているので、テニスに全てを捧げて本当に良かったと思っています。周りの方々が本気で取り組んでくれていたので、それに少しでも応えられる部分があるのは嬉しいです。選手としてまだまだここからですので、もっともっといい成績を残したいですね。中学高校と日本で育ったので、これからの選手の模範や希望になれたらいいなと思っています。そういった想いも強くあるので、より良い結果を残していけたらいいなと思っています。 Q.食事の面で意識した方が良いことを教えてください。 A.三食、規則正しく食べることはもちろんですが、それ以外でも足りない栄養素がある場合は、やはりサプリメントやプロテインを使って摂取するようにしています。試合の時間がバラバラになってしまうので、三食時間通りには取れないこともありますが、その中でもより栄養価の高いものをバランス良く体のコンディションに合わせて摂取するよう心掛けています。 Q.ベストな状態で試合に出るために取り組んでいることはありますか? A.特にテニスは試合数が多いので、よりリラックスして日々を過ごすことがメインになってきます。試合の時のメリハリというのはもちろん大事なんですが、オフコート、試合以外の期間でリラックスしてしっかりやることも集中するには大切なことですし。オンオフの切り替えとやるときの質というのを気を付けて試合に臨んでいます。 Q.試合のある日と無い日の一日のタイムスケジュールを教えてください。 A.試合期間中、試合のない日は練習をするんですが、コートを予約してそれにあった時間帯で練習をするので、調子に合わせて午前中に一回だったりもう少しやりたいなと思ったら、午前午後一回ずつやるように調整しています。自分の体調とか状態に合わせて練習の量や回数を決めているので、次の日の試合のための準備という感じになっています。試合のある日は食事を摂るタイミングだったり、体を動かし始めるタイミングというのが試合に合わせての行動になってくるので、ガラッと変わりますね。オフの日でラケットを握らない日は、海外の場合だと見て回れるようなところがあれば行きますし、もちろん何もしない時もあってホテルでゆっくりしたり、ただ食事に行くだけという日もあります。試合期間中はなるべくアクティブな方がいいですね。あまりじーっとしているよりも少し体を動かして、散歩をするなりそっちの方が次の大会に向けてはフレッシュな状態で臨めるかなと思っています。なるべくアクティブにするようにはしてますが、やはり休みたい時は部屋でゆっくりするというのも一つのオフの過ごし方かなとも思っています。 Q.高校生にも指導されているとのことですが、どのようなアドバイスをされているのか教えてください。 A.高校の方に出向いて高校生の指導をさせてもらっているんですが、高校生はトレーニングを一生懸命やるけれど、その後の栄養の摂取という面で知識が不足している部分があります。トレーニングが終わった後にしっかり栄養を摂ってはじめてトレーニングになるというところを指導させてもらっています。 Q.トレーニングの面ではどのようなことを指導していますか? A.今プロになって思うのは、中学高校時代のトレーニングというのがかなりその後を左右するくらい大事な時期なんです。特に高校の始めですよね、中学3年生から高校1、2年生までの体づくりというのは、本当にその選手のプレースタイルの基盤になるくらい大切なので、そこでどれだけ追い込めるかというのがすごく大きなポイントになってきます。トレーニング方法を教えることももちろんなんですが、どのくらいやればいいのかというのはまだまだ分からない学生が多いと思うので、このぐらいやらないといけないんだぞ!というのを教えられるようにしたいなと思ってますし、その時期が大切ということを多くの中高生に伝えていきたいと思っています。 ノビエースの感想を教えてください。また、ノビエースを続けている子どもたちにメッセージをお願いします。 A.ココア味で美味しくいただけました。栄養素も必要なものがたくさん入っていて、練習後に一杯飲めば多くの栄養を補給できるというのは画期的ですし、中高生に向けて飲みやすい味になっていると思います。今、話題のモリンガという食材が使われてることも面白いですね。日本国内で採れた野菜を中心に作られていて、特に子どもは安全面上で気を使うことなく安心して飲めますよね。カルシウムの摂取という面では、頑丈な骨を作るために若いうちにしっかり取り組まないといけないと思います。カルシウムを摂れるということは非常に有難いですし、その他多くの栄養素も一杯で約40%摂取できるので、完全食品というか多くの栄養素を補給できる飲み物になっているんじゃないかなと思っています。スポーツをすることは本当にたくさんのことが学べますし、ただスポーツをするだけではなく、そこでより全力を尽くせるかが今後の成長に繋がると思います。そういった意味では栄養補給であったり食事の面というのは必須になってくるので、そういった体の状態をしっかり作った上で、スポーツや勉学に一生懸命取り組んでほしいと思っています。全力で頑張ってください!応援しています。

インタビュー動画も後悔予定!お楽しみにっ Profile ジュニア時代から数多くのタイトルを獲得。2016年にはトップ100入りを果たすなどランキングを上げ、リオデジャネイロオリンピックにも出場。2017年にはバルセロナオープンでベスト8入り、アンタルヤ・オープンでATPツアー初優勝を果たした。日本人男子のツアー優勝は日本3人目で、グラスコートでのツアー大会優勝は日本人初の快挙となった。この年、日本男子歴代2位となる世界ランキング36位を記録。


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